: : : : : 中国語→日本語。気になる中国語を辞書片手に超主観的に意訳中 。多々あるツッコミどころは是非ご教示いただければ幸いです。: : : : :

11/02/2010

誰叫我是周杰倫

ありがとう
僕と一緒に十年歩いてきてくれたすべての友よ
だけど〜ハハ
もしかしたら僕が1st.アルバムを歌ってる時に
まだ生まれてなかった人もいるかもしれないね
君が僕の全てに参加してようが
途中からだろうが問題じゃない
僕の音楽が君たちのこれから先に
いつもそばにあるよう願ってる
あとそれから〜どうか覚えてて
僕はそんなに簡単に倒れたりはしない
誰が僕を周杰倫と呼ぶ?
君たちがいるからこそ
僕は前に向かって飛び続けることができるんだ


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周杰倫2010超時代演唱會 十年回顧


謝謝
所有陪我走過十年的朋友
不過〜哈哈
或許我在唱第一張專輯
有些人還沒有出生
不論你是參與我的全部
或是中途加入
希望我的音樂都可以陪伴你們
邁向未來的每一步
還有〜請記住
我沒有這麼容易到
誰叫我是
周杰倫
因為有你們
我才能繼續往前飛

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周杰倫2010超時代演唱會。今までの10年を振り返る映像の中のメッセージ。
2010年10月30日の福州公演...
に行って来ました。福州は福建省の省都。会場の福建省体育中心は街の大通りの端にある大きなスタジアム。
ライブは夜空に流れ星のように花火が上がり、噂に聞いていた3D...4D?のJay登場で始まりました。昼間とうってかわって夜の福州はかなり冷えましたが、声の調子は上々。ピアノの音も然ることながら、鍵盤を叩く手がとても美しくて。ステージ美術が凝っていて、アニメーション映像もよくできてる。音楽やダンサーの動きに合わせて炎が上がったり、花火が上がったり、たくさんの箱にJayが入ってるみたいな視覚効果やら、それはもう盛り沢山で、ステージから遠くて仕掛けがわからない分、余計なこと考えずに音楽を素直に楽しめました(笑)。本当にすごい才能が集まってる!

観客もすごい数でしたが、制服POLICEの数も相当のものでした。それが日常的なことなのか、それともデモやら何やらで緊張してるこの時期だからこそなのか。福州も中国国内の演唱會も初めての私にはわかりませんでしたが、スタンドでさえ立って見ていると大声で怒鳴られ座らされるのです。(音響も歓声もすごいので大声も聴こえにくいのですが...)その威圧的な態度は私たちにも十分伝わりました。中華圏には台湾や、香港、上海など大都市にしか行ったことのなかった私。改めて中国に来たんだなと感じました。
その一方で若者たちは強い。座らされてもめいっぱい楽しんでる。彼らがいなくなると、また立ち上がり前に出て一緒に歌って...。女子も男子も熱い声援と愛を惜しみなくJayに送っていました。
いろいろ感じることの多い土地だったので、このメッセージがスクリーンに映し出され「超人不會飛」を歌い始めたときは、さすがにちょっと泣けました。台湾人の彼が大陸でここまでになるのは、それこそ簡単なことではなかったと思う。規模が大きくなれば更に沢山の矛盾も生まれてくる。10年間トップの座を維持してきた彼。音楽や作品以外では多くを語らない彼。無数の賞賛や批判にさらされて、きっと思うところは多々あるはず。でも本当に言いたいことは全て音楽に込めてるんだろうな、と。なんだかものすごく感慨深いものがありました。

8時過ぎに始まった演唱會は、10時半頃「双截棍」とともに高々と上がる花火で終了。興奮冷めやらぬ会場を後にする人、人、人...。大陸の広い道路に車もバイクも人も入り乱れて、クラクションやPOLICEの声が響く中、大勢が街の中心(かなり距離有り)に向かって歩き出す。帰りはタクシーね、なんて悠長なこと言っていた私たちもタクシーなど拾えるはずもなく、流れにそって歩き始めます。さっき観たばかりの、日本では到底実現できないような演出の数々を熱く語りながら。並んで歩く人たちも皆Jay迷だと思うと、果てしなく続くような夜の五四路もなんだか楽しい。音楽の力を感じた幸せな瞬間でした。

中国での日本に対する感情がどんなものなのか、日本に居る限りニュースで知らされる過激な映像で判断してしまいがち。でも実際に行ってみると、街の人々にそういう感情は見受けられない。あちこち旅しては、いつも行き着く答えにまた辿り着く。言語や思想や環境が違っても人間の本質は同じ。私たちと何も違わない、外からやって来る人たちに興味を示し、困っていたら助けてくれる。自分の土地を愛し、人からも愛されたいと願っている。
中国はあまりにも大きくて計り知れない。でもこの気持ちを持っている限り、私たちは繋がることができると信じていたい。
体制側にいる人間と一般庶民、確実にあるその温度差。日本でも同様にあることなのに、行ったことのない国だと、ついひとまとめに考えてしまっているものなのかも。
自ら知ろうとするひと以外は、体制や政治がどうあれ、報道ひとつでどうにでも変えられていく。日本でも、他の場所でも。そんな危うさを同時に感じました。

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